2008.04.27 仏果を得ず

仏果を得ず仏果を得ず
(2007/11)
三浦 しをん

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文楽に関する知識はまったく無いのに
あまりに面白くてほぼ一気に読み終えた。
しかも興味まで沸いてしまったりしてw

・・・とは言っても調べたり、勉強したりはしないんだけどね。笑


文楽の世界を愛しそこに生きる人達のお話なのだけど
それぞれの演目にストーリーが絡んで面白過ぎて止まらない。

演目のタイトルくらいなら聞いたことがあるけど・・・・程度の私でも
ストーリーをまったく知らない私でも、楽しみ過ぎるほど楽しめたし。


お堅そうな世界をこれだけ楽しく描けるって凄い。

主人公の「笹本健太夫」がまたなんともいい味なんよー★

これが「三浦しをんはやめられなくなる」って言われる理由なのね。

とにかく圧巻。 とにかくおもろい。

読む価値ありあり。



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サイゴン・タンゴ・カフェサイゴン・タンゴ・カフェ
(2008/02)
中山 可穂

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優雅にタンゴを踊りながら
このつらい世界を生きのびてゆこう。
(帯より抜粋)
*******************


「タンゴ」がキーワードになった短篇が5篇。

東京、ブエノスアイレス、サイゴン・・・それぞれの場所とタンゴと熱。
熱いけどどこか水分を含んだしっとりとした熱。
明るく陽に照らされた恋ではなく、静謐だけど熱気を帯びた愛。

正直、得意分野ではないかも。
でも、表題作「サイゴン・タンゴ・カフェ」は良かった。
街並みや匂い、湿度までもが伝わってきそうなお話だった。
ハノイに行ってみたくなる不思議な感覚。
装画もこの本にぴたりと合ってる。


中山可穂さんはこれまで1冊しか読んでいない。これが2冊め。
1冊めは「白い薔薇の淵まで」だった。 
いろいろな意味で当時は衝撃があって、その後なかなか手に取れなかった。
この本はタイトルと装画で興味が湧いて読んでみたのだけど


・・・・何年も時が過ぎたんだな、と改めて感じてしまう。

中山可穂を普通に読めてしまったのだから。笑



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主題歌主題歌
(2008/03/04)
柴崎 友香

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ただ、かわいい女の子やきれいな女優を見ていると
それだけで幸せな気持ちになるし、そのことについて話すのがたのしい。
(帯より抜粋)
********************

表題作「主題歌」は、かわいい女子を見つけたりするのが好きな
彼がいたり別れたり結婚したりする普通の女子の話。

かわいい女子って増えてるよね。中身を知らないから見た目だけだけど。
汚いよりはキレイな方がいいしね、笑

今日もあちこちでこんな会話がされてるんだろな、という
些細な日常を綴った感じ。巧いなぁ。
柴崎さんは「日常描写の達人」だと思う。
他の人なら小説にならないだろう。

他に2篇。3編目の話しが好き。
装画も大好きな薔薇。この本のすべてを象徴してる気がする。



月のうた月のうた
(2007/10)
穂高 明

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母を病で失い、その母(お婆ちゃん)も失い
父、継母、亡くなった母の友人とその息子・・・・
特に珍しくもない環境の中で成長していく主人公、民子。
民子を軸に4人の目線から紡がれる4篇のお話。

安直なだけの優しさじゃなく、汚いものも正面から抱えて
それぞれがぶつかって超えて。
温かいけどベタベタじゃない。優しいけどありがちじゃない。

スーっと入ってくる。頭に心に体全部に。それが全然嫌じゃなく。

とてもいいお話だと思う。
画像がないけど、装画もキレイなのよ。

本との偶然の出会いが楽しいのはこんな本に会った時。
今のわたしが読むようにと、棚に並んでいた気がした。

本に心を解してもらうことが時々あって
今回もそう。 こういう時は何に感謝しようか。


それはきっと「月」の力のおかげかもしれない。
今夜は月が見えるよ。 ぼんやりとわたしみたいな月。


2008.04.23 ツクツク♪

もえない―Incombustiblesもえない―Incombustibles
(2007/12)
森 博嗣

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「もえない」

頭の中でどんな文字に変換される?

自分はほんとうに自分の知っているだけの自分?

森本の中では比較的読みやすい。比較的というか断然かな.
いつもの森博嗣に慣れてる人には物足りないかもしれないね。



ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)ツクツク図書館 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/02)
紺野 キリフキ

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タイトルと装画でまず手に取るでしょ。
「ツクツク図書館」

つまらない本しか置いてない。つまらない本じゃなきゃいけない。
迷路みたいに部屋があってそれぞれに変な名前がついてる。
「夜の押入れの部屋」とか「道に迷う小説の部屋」とか。
これがあまりに楽しくて、全部の部屋の名前を知りたくなる。
私なら『時々意識が混濁する本読みの部屋』なんてのがいいな。
どんな本が置いてあるんだろう。妄想は得意w

職員も仕事内容も変。でも勤務したい。魅力的。
本を読むのが仕事、なんて素敵な仕事。他の仕事も面白い。
「戻し屋」「運び屋」などなど・・・。「館長」も職種になるね、ここじゃ。
猫も出てくる。

最初に思った通り、変で素敵な本だった。

ツクツク図書館、見つけたら入れるかな。
それとも見つけられない人かな。

偶然にこの本を見つけたから、図書館も見つけられるかもw



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2008.04.18 照らすもの

太陽を歩く本(GIFT BOOKS No.5)太陽を歩く本(GIFT BOOKS No.5)
(2008/01/21)
竹下 育男

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タイトルの通り、太陽だらけの1冊。

昼間の太陽、夕方の太陽、早朝の太陽・・・・・
四季折々の太陽がくれる光。

写真に短い言葉が添えられている。どれもいい。

夕陽は個人的に得意ではないけれど
こうして誰かが撮ったモノは別かな。キレイと素直に思える。

でもやっぱり昼の太陽が一番好き。照らされて光るモノが好き。
自分で撮るのも昼の太陽が多かったりするし。

いつかこんなふうに光を撮ることができたら、と思う。
優しくて強い光。


・・・・・・わたしにはまだまだ先の話かな。
太陽と正面から向き合うことは、まだ出来そうにないみたい。



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白い服・黒い服―格好いい大人のスタンダード&クラシカル白い服・黒い服―格好いい大人のスタンダード&クラシカル
(2007/12)
渡部 サト

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全体的に秋冬の生地の服が多いけれど
生地さえ変えればいつでもOKの素敵な服ばかり。
ワンピースやチュニックがいいな。めっちゃカワイイ形のワンピースがあったなぁ。
腕があればコートなんかも作れるんだけど
そこまではまだまだ、という感じ。
いつか作りたいー。

こういう本に多いけど、もう少し、本当にもう少し説明が詳しかったらありがたいなぁと思う。
まぁ、基本が初心者向けではないから仕方ないかな。

こういう本は見るけど、どちらかといえばWEBショップで型紙を購入する方が多いかな。
自分で型をおこせるのが一番いいんだろうけど、そんな技術はもってないし。

本の型紙って結構見づらかったりするしね。
やたら線が重なってたりとかして(^ω^;) 



渡部サトの通園通学グッズ―友だち100人できるかなママも思わず使いたい基本アイテム32渡部サトの通園通学グッズ―友だち100人できるかなママも思わず使いたい基本アイテム32
(2008/01)
渡部 サト

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通学開始の姪っ子のために。
本がなくても作るのだけど、デザインや布合わせなんかはやっぱり参考になる。

全部が子供向けという感じでもなく、大人でも持てるモノも多いのがいい。
自分で持つために作りたい!と思ったモノがかなり多く載っていたよん★
もちろん、子供が喜びそうなデザインもいろいろ(^ω^)

縫いは直線系が多いから、これは初心者さんでもいけると思うわ。


また大量に布買いをしたくなって大変ー;
デザインもそうだけど、やっぱり布選びも重要だよね。
基本的にはリネンを使うことが多いけど、今は色々な布をポチりそうで
危険過ぎてWEBショップはのぞけません・・・(^ω^;)



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持続力がぐぐんと落ちた私ですが、ミシン熱、地味に続いてます。
スローペースだけどね。

VQ用


ミニグラニー


暗いな・・・画像; 暗いしデカイねぇ; すみませーん;

またグラニー


グラニーがとにかく好きなので。 

ポラバッグ


これはポラ用のバッグ。


小さいモノばかりちくちくやってるけど、そろそろ服を作りたいかも。
それと大きめのバッグと。

WEBで布屋を見てはポチりそうになりつつまだ我慢。。。いつまで我慢できるやろ(^ω^;)
リネンと、ドットの布が欲しい。 



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こうふく みどりのこうふく みどりの
(2008/02/28)
西 加奈子

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「こうふく みどりの」
タイトルの通り。なんてこうふくな本だろう。

平和な話しばかりでは、もちろん、ない。
人間も動物も女ばかりの少し変わった家族。
14歳中学生女未満の主人公。


がつんがつんの関西弁がたまらない。だからいい。
とてもお上品とは言えない言葉ががんがん出てくる。それがいい。
だから西加奈子の描く文章はいいのだと私は思う。


読まないとこの気分はきっと伝わらない。読めばきっとわかる。
なんてこうふくだろうって。

西さん、この本でまた新たに、それもかなり大きくなった気がする。
上手く表現できないのがもどかしいのだけど・・・・

すごいよ。

何がって・・・読めばわかる。



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今回の風邪の間は珍しく本を読むことができなかったな。
まったく活字に手が出なかったなんて; 体質が変化したんかな;

やっとなんとかまともになって、本読みも復活★ ウレシ。



猫と針猫と針
(2008/02)
恩田 陸

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”キャラメルボックス”という劇団の為に書き下ろした戯曲なんだってー。
最初はそれも”小説”の一部なのかと思ったけど;
恩田さんならそういうのがありえるから。


「チョコレートコスモス」「中庭の出来事」と、戯曲風が続いていたら本当にお芝居を描いてしまったなんて凄い。
これが実際に舞台で上演されたのねー、見てみたかった。
観た人がいたらどんなやったか教えてほしいです(^ω^)


お話は、ある人物のお葬式帰りの男女数人による心理サスペンス。
こう文字にしちゃうととても簡単のようだけどそこは恩田さんw

期待を裏切らない「??」な世界。でも「?」過ぎるかも;

会話や劇中劇で物語は進んでいくのだけど心理劇なので考える箇所が多い。
何度かページを戻ってみたりして。
作品としては短いし淡々と進むのであっというまに読み終えられる。

ただ・・・・「?」はたくさん。


”針”・・・・・もう1度読んでみようかな;


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2008.04.04 スケッチ


風邪で寝込んでいたけど、やっと少し復活の兆し。



りすぼん



ナカバンさんの本。 「リスボアの小さなスケッチ帖」

かなり前に購入してから何度も何度も開いては眺めてる1冊です。

すべてスケッチで構成されていて、色もアイボリーとブルーの2色。

見ているとリスボンの街を知ってるような気持ちになってきて楽しいのです。

スケッチが本当に細かくて、でも、ラフな感じで心地良い。


りすぼん



自分にも絵心があれば、こうやって見た景色をサラサラっと描けたりできるのになぁ

どうにも小学生の写生会系になってしまう(^ω^;)


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