カツラ美容室別室カツラ美容室別室
(2007/12/07)
山崎 ナオコーラ

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店長はカツラをかぶっている男。
店員はエリと桃井さん。
梅田さんという友人に誘われ「桂美容室別室」に行きそれぞれと出会う淳之介。
物語は淳之介の語りで綴られてゆく。


小さな出来事や絡みがある中で淡々とまったりと過ぎていく。
これといって大きな何かがあるわけではないけど
なんて言うか、妙に落ち着く。

小説に起承転結をパキパキと求める人には向かないかも。
私はとても心地良く、読後になんだか気持ちが静かになった。


山崎ナオコーラさん。
「人のセックスを笑うな」で話題になっても、ひねくれちゃんの私は未読。
でも文庫を買おうと思った。そしてその後DVDを観よう。
彼女の世界をもう少し知りたいと、そう思った本。


相手の心を覗くことは、相手の心を予想することとは違う。ただひたすら注意深く
全身を耳にして耳を澄ますのだ。答えは出さない。相手の心がわかることはないから。
ただ、自分たちが平均台の上にいるということを知っておく。
理解は不可能で、誤解だけが可能。
知らないということを深めたくて、心を覗くのだ。



いいね。好きだな。



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膚の下 (上) (ハヤカワ文庫 JA (881))膚の下 (上) (ハヤカワ文庫 JA (881))
(2007/03)
神林 長平

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膚の下 (下)膚の下 (下)
(2007/03)
神林 長平

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人間・アートルーパー、機械人。
人間が起こした戦争によって変わり果てた地球で
さまざまな陰謀と共に動き出すさまざまな決意。


人間により創られたアートルーパー。
外観も血が流れることも死ぬことも人間と同じ。
でも人間ではなく、機械人でもない。

アートルーパーエリファットモデルと呼ばれる、世界に数体しかいないうちの1体。
それが「彗慈」

上巻ではその存在意義を模索しながらもまた、人間に翻弄されつつ成長してゆくアートルーパーが描かれ
下巻では、自分達が創られた本当の意味、やるべきことに気付き戦い続ける。

SFはこうじゃなくちゃ、と思う。ワクワク読んだ。
人間とは・・・と考えさせられるSF。


これは3部作の完結篇。でも時空系列からいうと一番最初のお話だそう。
前2作も読もうと思う。

アートルーパー彗慈が創り上げた世界を是非見たい。

彗慈に大きな影響を与える人間がとても興味深く響く。
そして彗慈から影響を受ける人間、アートルーパー、機械人・・・・

SF好きじゃなくても楽しめる本だと思う。


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珈琲



珈琲が好きです。何よりも。

自分で淹れるのも楽しい。ネルドリップしたり、やり方をあれこれ変えて。

豆をカリカリと挽くのが好きです。 香りの中で至福の時。無心でひたすらカリカリ。


これは自分で挽いて淹れた珈琲ではなくて

千歳市にあるとあるカフェの珈琲。 行ったのは2度目。
多分今後、千歳に行くことがあればその度にこのカフェに行くだろうな。

理由は美味しいから。


珈琲ゼリィ



コンデジではなくトイデジで撮ったので、濃い〜色味になってますが;

これは珈琲ゼリィ。 挽き立て淹れたての珈琲で作っているカフェオリジナル。

珈琲ゼリィは自分で作る時は微妙に難しかったりします。
珈琲も濃さ、種類などなど。 ゼリィに適したものがあるはずやけど掴めない。

なのでいつも薄かったり、濃すぎたり・・・・
ゼリィの固さもなかなか難しいのですわ。

このカフェのゼリィは濃さ、苦さ、固さ、ゆるさ・・・・すべてが満点だと私は思う。
レシピを聞きたいくらいに。


北海道千歳市。 機会があったら探して行ってみてくださいな。
多分、すぐに見つかるはず。

美味しいカフェは自然と引き寄せられるものだからね。

ヒントは・・・・・めっちゃかっこいいお兄さんがいます^m^



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ポスター


図書館振興ポスターって知ってますか??
図書館を利用する人なら見たことがあるかな。

日本図書館協会より委託をうけて図書館振興ポスターを作成しているのが
「 錨といるか社さん」 http://www.iruka.net/

今年のポスターは「たんじあきこさん」のイラスト(o´艸`)♪
大好きなイラストレーターさん。

もちろん購入しました(≧∇≦)b  ばーんっとお見せできないのが残念やけど。
ちらりとどうぞ★
↑に書いたサイトで販売しているのでそちらで見れます〜。
めっちゃカワイイの(o´艸`)♪ イラストも文字も。

ただ・・・まだ貼ってません; 煙草の煙での変色を防ぎたいのでカバーが欲しいところ。
でも無いよねぇ、カバーなんて。
何か透明なシートを買ったりしないとあかんなぁ。


図書館はかな〜りお世話になってるけど・・・・・小さいのです;
大きくキレイな図書館でゆ〜っくり本を探したりしたい。
小さくてフレンドリーなのはいいけど蔵書が少ないのでほぼリクエスト。
これまでに何冊購入してもらったか・・・・・もうわからない。


そんな中、棚で偶然にいい出会いがあると嬉しいけどね(^ω^)



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こうふく あかのこうふく あかの
(2008/03/27)
西 加奈子

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読んでしまうのが勿体無くてしばらく放置していたのだけど・・・・・:
我慢できずに開いてしまった。笑。 っつーか、早く読めよ。


「こうふく みどりの」とどうしても比べてしまうと
個人的には「みどり」の方が好み。

2冊に共通するものは ”アントニオ猪木”
それと西さん自身が語っている ”道” 色々な意味合いでの ”道”

こっちは読み終えた時よりも後からじわじわ効いてくる感じ。
女とは、男とは・・・・人間とは生き方とは・・・・

やっぱり西加奈子はいい。ここまで描ける作家はそういないと思う。
「みどり」よりも「あか」はグッと生々しい。描写がね。
それも西加奈子の大きな大きな魅力のひとつ。


『 女は穴である。
  笑いながら、泣きながら、
  求めながら、受け入れながら、
  あきらめながら、焦がれながら、
  生きている。
 』(帯より)




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ミ・キュイミ・キュイ
(2008/02)
甘糟 りり子

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ランジェリーの通販会社で財を成した女性起業家。
その夫。そして愛人。
ドロドロを想像しそうだけどその手の話ではない。

帯に、ピーチ・ジョンの野口美佳社長の言葉
「これはわたしのことではありません!(笑)」と書かれていて
余計に彼女の顔がちらちらした頭で読むことになってしまった;
勿論、彼女とは違う。成功した女性起業家は同じだけど。

これといった特別な感想はない。そんな小説。
逆に強烈に憧れる女性もいるだろうな、とも思うけどね。

仕事で成功して見合うお金も何もかも手にいれて
夫と暮らすマンションの隣の部屋に愛人を囲う。
そんな暮らしをしてみて最終的に彼女が手に入れたものとは・・・・。





悪人悪人
(2007/04/06)
吉田 修一

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どのページにも今の日本がたくさん。
せつなくて哀しくて残酷。

やるせない思いを人はそれぞれのやり方で処理してる。
処理しないと生きてけないから。
そのやり方を間違えた時に、悪人になるんだろうか。

色々な角度から光を当てれば見え方も変わるけど
赦されるか、といえばそれはまた別の話。

暗くて深い穴の中に入ってしまった様な読後感。

吉田修一さんのイメージが少し変わったかも。
これまでの作品の中では「ひなた」のような感じ・・・かな。
「東京湾景」とかより、こっち系の方が上手い気がする。



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2008.05.01 古い本


トワイライト (文春文庫)トワイライト (文春文庫)
(2005/12)
重松 清

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何年も前に描かれた本だけど
内容は多少古くても今も充分に通じる世界。
日本は止まっているのだな、と感じる。

友情、愛情、家族愛、夫婦愛・・・・・生と死、社会・・・
重松本はいつも盛りだくさんだ。
壊れたモノは元へ戻らない。こんなふうにはね。
これは微かな希望を込めた小説だと思った。

私はそんな希望を持たない。涙を流すこともない。
もう、乾いてしまっているのかもしれない。




月は幽咽のデバイス (講談社文庫)月は幽咽のデバイス (講談社文庫)
(2003/03)
森 博嗣

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ミステリーを読むというよりも
昔からの友達に会うという感覚。
保呂草も紅子も練無、紫子・・・・みんな相変わらず元気。




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