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追憶のかけら (文春文庫)追憶のかけら (文春文庫)
(2008/07/10)
貫井 徳郎

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34歳にしてすべての不幸を経験したかのような
うだつのあがらない研究者。主人公。
彼に降りかかる巧妙な悪意の罠。
その中に登場する、ある故人小説家の手記。
彼ももう1人の主人公だと私は思いながら読んでいた。

手記の中の人物達、出来事。
現実の人物達、出来事。
これらの絶妙でゾッとする程のリンク。
謎を明かすことでまた生まれる悪意。
繰り返される悪意のどんでん返し。
でも暗くならないのは、悪意だけではなく深い愛情も描かれているから。
生きていくうえで避けて通れないもの。
悪意と好意、紙一重なもの。
他人を、自分を、信じること、疑うこと。
あまりにも沢山の想いが詰まっていて
読了後すぐに感想を書けなかったほど。

650ページ以上の長篇を感じさせない巧みなストーリー。
ラストに辿り着くまで止まらない。
2008年の終わり、良い本に出会えて良かったと思う。



みずうみみずうみ
(2007/03/16)
いしい しんじ

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1章から3章。
一見繋がりの無いようでいて大きな1つの物語になっている。
今回は・・・大きすぎる;壮大。
『水』が繋ぐ色々な世界。次元を超えた世界。いしいしんじの世界。
いつかまた読んだ時には少し理解できるかもしれない。

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