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2008.03.06 10

裏庭 (新潮文庫)裏庭 (新潮文庫)
(2000/12)
梨木 香歩

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ずっと以前に何度か読み返していた本。
未読本の山があるのになんとなく再読したい気がして。
読む側の「その時」によって感じることは変化する。今回も然り。
だけど必ず思うのは「あぁ、やっぱりいいな」という事。これは変わらない。

『傷を大事に育んでいくことじゃ。そこからしか自分というものは生まれはせんぞ』

『きっと生々しい傷なのよ。無理に治そうなんてしないほうがいい。薬付けて表面だけはきれいに見えても、中のダメージにはかえって悪いわ。傷をもってるってことは飛躍のチャンスなの。だから充分傷ついている時間をとったらいいわ。薬や鎧で無理にごまかそうなんてしないほうがいい』

今回響いた言葉。




家守綺譚 (新潮文庫)家守綺譚 (新潮文庫)
(2006/09)
梨木 香歩

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日常にこぼれ出る豊穣な気配 花は人を恋い、水は友を招く
それはついこのあいだ ほんの百年すこし前の物語。
(帯より)
*******************

文庫化してすぐ購入して読んだとばかり思っていた。
再読しようと思い読み進めると・・・未読だったことに気付いた。
でも今が読む時期だったのだと思う。穏やかになれたから。

「私」と、庭、池、家、植物、動物、人・・・・
すべてにおいての関わり具合が絶妙。
不可思議な出来事ばかりなのにそれが自然と思える心地良さ。
各章ごとのタイトルが植物の名前なのもいい。
そしてどれもがいい。すべていい。

「ダァリヤ」が「私」に檸檬を渡して言う
「青いですけど、転がしておけば黄色くなります」

ここがとても好きです。




春になったら苺を摘みに (新潮文庫)春になったら苺を摘みに (新潮文庫)
(2006/02)
梨木 香歩

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エッセイなのに小説の様。
とてもよくできた小説みたい。
脳内でウェスト婦人や梨木さんが動いてた。自分も其処にいた。
書かれていることは幸福なことばかりでは決してないのに
読後は幸福感が・・・・。これが梨木さんの文章だ。
梨木香歩という作家さんがますます好きになった。




まだなの。ごめんね。

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